餅づくりとともに迎える正月

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湖北で正月を迎えるにあたって欠かせないのが餅づくりです。餅は正月にむけて床の間に飾るお鏡さん(鏡餅)や、お雑煮などの主役となる湖北の正月になくてはならないものです。

以前は杵と臼で餅をつく家も多くありました。家族総出で、土間でもち米を蒸し、そのまま土間に臼を置いて餅をつきました。お父さんが杵を握り、お母さんが臼のそばでひとつきごとに餅を返していく様子は、子供心に大人の頼もしさを再確認する一場面でもありました。

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近年では、土間も少なくなったり、家族の大きさも小さくなってきたりで、大きなコンロや蒸し器、臼を広げて準備するのが大変になってきたため、電動餅つき機で餅をつく家も多くなってきています。

電動餅つき機が普及したとはいえ、餅をついた後の行程は昔ながらのままです。お鏡さんや雑煮用の丸餅など、用途に応じて大きさを変えた餅をつくります。つきたての餅をそれぞれの大きさに手でちぎり、丸めて行きます。お鏡さん用の餅は、適当な多きさの鉢に広げて形を整えます。

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餅をついてから二日ほど経つといい頃合いです。粉をはらってお鏡にしたり、雑煮用の丸餅として保存したりします。余り早くつき過ぎると正月をすぎたお鏡が硬くなりすぎて、切るのが難しくなります。飾るタイミングとお鏡を切るタイミングを見計らって餅つきの段取りを決めるのがポイントです。

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