ハレの日のご馳走 ふなずし
「うまく漬かっているかな」と、来たるお正月のハレの日にいただこうと、ドキドキしながら桶から出しました。 初めて漬けた湖国を代表する伝統食「ふなずし」。今年の夏に尾上漁港で朝日漁業協同組合が主催したふなずし漬け方講習会で漬けたものです。 漁師さんが3月から5月に琵琶湖沖合で獲った子持ちニゴロブナの塩切り(塩蔵品)を用いて、フナを洗うところから最後の漬けるところまでを教えていただきました。 おいしいふなずしを漬けるポイントは、フナを丁寧に洗うことだそうですので、エラの内側までたわしなどを使って1尾ずつ丁寧に洗いました。
2時間ほど干します。 漬け込みに入ります。フナのエラの内側にご飯を詰めた後、桶にご飯、フナ、ご飯と交互に漬け込みます。 漬け込んだ桶は、気温が高い場所(昼間30℃くらいある場所)に置きます。 さて、桶から出したふなずし、早速試食。臭いはそんなにきつくなく、そして味は・・Very good!酢っぱくなく、食べやすい!自分の好みの味に仕上がっていました。 これでお正月は家族でふなずしを愉しめます。またお世話になっている方へおすそ分けもできますね。 湖国の伝統食、子どもにも引き継ぎたいものです。 |