栗ご飯

すっかり秋めいてきて、こほくでは柿や栗の季節となりました。

今年は夏が厳しく雨も少なかったからか、柿が不作で熟する前に地面に落ちてしまうものがほとんどのようです。その点、栗はノーダメージ。今年もおいしい栗の季節がやってきました。

DSC04353

こほくでは、庭先や田んぼの片隅に果物の木が植えられていることがよくあります。栗の木はその代表格。秋になると、栗の木の下は採りごろのイガ栗だらけになります。

栗の代表的な食べ方の一つが栗ご飯です。栗の下ごしらえがなかなか大変ですが、できあがってみると、飾らない素朴な甘さの栗がなんとも言えない、野の味の一品になります。

DSC04356

市販の栗ご飯のように、栗は必要以上の黄金色をしているわけでもないし、主張の強い甘さがあるわけでもありません。ただ、果実と種の間の素朴な甘さがあるだけです。

その素朴な甘さの味わいを知ってしまうと、市販の栗ご飯がどうも身の丈以上に着飾ったよそよそしいものに感じられるから不思議です。こほくの田んぼの隅で拾った栗からできる栗ご飯こそ秋の到来を静かに告げる栗本来の味わいなのかも知れません。

DSC04349